使える英会話

【イチオシ】ELSA 英語発音矯正アプリのスゴイ機能3つを紹介

英会話をやってると発音だけは一人で上達するのはむずかしいですよね。
コーチングレッスンを受けるしかないと思っていたのですが、今日はとってもスグレモノのアプリを紹介します。

いろいろなアプリがある中で、僕のイチオシは「ELSA SPEAK」です。英語発音の矯正に特化したかなりパワフルなアプリです。

エルサと聞いて、すぐにアナ雪を思い浮かべましたが、English Language Speech Assistantの頭文字をとっています。

使ってみると、なんとも細かいところまで教えてくれてとてもわかりやすいんです。僕が発音した音声をAIが識別して問題点を教えてくれます。

2015年に、ベトナム人女性のVu Vanさんとポルトガル男性のXavier Angueraさんが創業したスタートアップで、2021年1月にはシリーズBで15.7億円を資金調達したと発表。今かなり勢いのある会社という点でも興味深いです。

実際に使ってみて、スゴイと思った機能3つをご紹介します!

  • ①発音を音節単位に細分化して、改善点を説明
  • ②イントネーションを文章を使った練習で矯正できる
  • ③ “L”と”R”などの日本人が苦手なリスニング練習
  • ①発音を音節単位に細分化して、改善点を説明

    探す → ゲームタイプ → 発音 を選択します。

    最初のメニュー表示は英語です。いろんな場面が用意されていますが、上から順番に進めてゆけば大丈夫です。

    まずは単語レベルで発音練習します。先生の発音のあとで、マイクのアイコンを押して自分の発音をします。

    しゃべり終えた後は自動で録音は止まって結果がでます。音節ごとに判定し、できていれば「エクセレント」、できていなければ発音方法の説明が出ます。

    その部分だけ練習できるように音声サンプルを聞くこともできます。

    例えば、majorは、/m/ + /ei/ +/dᴣ/ + /ᶕ/ という音節に分かれて判定されます。こんな記号がでてきちゃうと難しく見えますね。

    でも大丈夫。記号は気にせず、スピーカーアイコンをクリックして音声を聞けばすぐにわかります。

    簡単な単語ですが、ネイティブじゃないアジア圏の人が苦手な発音が/dᴣ/、カタカナでは「ジ」。

    聞くとわかりますが、カタカナのジでは弱いんです。歯と歯がガチガチいうくらい振動させると英語っぽく発音できるようになります。

    次のステップでは、文章を読みます。単語をつなげた場合、各単語の発音が中途半端になってしまいがちです。文章になったときの各単語の発音をトレーニングすることができるので、とても実践的な練習ができますね。

    判定モードは、ノーマルと上級の2つあり、同じ発音をしていてもモードを変えればより厳しい見方で問題点を指摘されます。最初はノーマルモードで自信をつけて、慣れてきたら上級にチャレンジという使い方をすれば、飽きずに上を目指して練習を進めることができます。
    ②イントネーションを文章を使った練習で矯正できる

    探す→ゲームタイプ→イントネーション を選択します。最初のメニュー表示は英語です。

    この練習では、発音は気にしないで、イントネーションがあっているかどうかだけで判定されます。実は、英会話ではこのイントネーションがとっても大事なんです。いくらきれいな発音ができていても、これができないとまったく通じないということも多々あります。
    イントネーションは、文章の中での抑揚とか、強調する箇所、語尾を上げて疑問形にするなど人によって説明が異なったりします。ELSAのイントネーション練習では、文章の中で協調する単語という意味でレッスンが組まれています。例えば、I'm h - p - p - y to h -e -a - r that. という具合に、happyとhearが強調されるように発音する必要があるのです。極端に言えば、happyとhearさえ聞き取れれば、意味は通じるんですね。
    日本語的には、I'mなども強調してしまいがちですが、そこを強く読むとエクセレントはつきません。この強弱のトレーニングができるという点がELSAの最大の魅力だと思います。
    ③ “L”と”R”などの日本人が苦手なリスニング練習

    地球のアイコン →スキルのメニューが出てきますが、スキルという文字以外は英語です。スキル1 - /p/, /t/./k/などのメニューがあり、クリックすると、選んだスキルに関するビデオがでてきます。このビデオは英語で発生方法などを詳しく説明していますが、とりあえず見なくても大丈夫です。もう一つ横顔と唇がある動画は、音を聞けるのでこちらはとても参考になります。
    リスニングの出題形式は2種類。発音を聞いて正しい単語を選ぶ問題と、発音を聞いて、さらに二つの発音を聞き比べて正しい方を選ぶ問題です。非ネイティブが苦手なものをよくカバーしていて、繰り返し練習する事でコツをつかめそうです。
    実際に人と英語で会話している中では、LだとかRだとか考えている時間はないので、このようなアプリで音を覚えておくことが必要です。royalなのかloyalなのかは会話している文脈からも推測できたりしますが、単語を聞いて、文字が浮かぶようになれば、会話の理解度が格段に上がります。
    ELSA Speakは無料版がありますが、有料版でじっくり取り組む価値があると思いました。まずは1週間のお試しが無料でできるので使ってみるのが早いですね。
    料金はプロモーションやっていれば、年間11800円→5900円になったります。1ヶ月1950円→900円、3ヶ月3900円→1950円など。
    英語はスキル 誰でも練習すれば上達します

    英語はスキルです。英語が話せるようになるまでの順番は、聞く→読む→書く→話すの順番で上達してゆきます。発音は、ある程度話すことができるようになってからでもブラッシュアップできますが、ELSA SPEAKのようなインターラクティブなアプリを最初から使うことでより上達の速度が速くなると思います。
    僕がおすすめするのは、まず毎日英語を聞くことです。英語のニュースをテレビでみるのが一番わかりやすいですが、通勤・通学途中などで英語のラジオニュースを聞くのもいいです。ニュースがいいのは、いつもテレビで触れている話題なので、大枠理解しているから英語で聞いてもわかりやすいんです。テレビだとイメージ(動画)もあるのでさらにわかりやすいです。
    毎朝Twitterで「BBC de ボキャブラ」のタイトルで前日のBBC Global New Podcast放送から単語をひとつ紹介しています。その放送分のPodcastのリンクも添えてますので、単語を紹介したニュースだけでも聞いてもらえるととてもうれしいです。

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